禁煙に成功した時の話1
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23.7.17
正確な月日は覚えていないのですが、タバコを禁煙してそろそろ10年くらい経つか既に経っている感じになってきました。今回は自分が禁煙した時の話やその時に読んだ禁煙関連の本などについて書いてみたいと思います。
その前にタバコをどれくらい吸っていたかというと、だいたいやめる前くらいがピークで1日に1〜2箱は吸っていました。
1箱はずっと前から当然のように1日で吸っていたのですが、次第に本数が増えていった感じですね。
その頃はタバコを吸いながら、タバコを吸いたいなと思うこともよくあったし、吸い終えたらまたすぐ次のタバコに火をつけることもありました。
銘柄は幅広く吸っていて、やろうと思えば毎日、銘柄を変えても全然平気でした。
タバコといえば作家の三島由紀夫が両切りのショートピースを半端じゃないくらい毎日吸っていたようですが、私はフィルター付きの白いケースのピースやピースライトというライトという割にそれでやっと普通のタバコと同じくらいのニコチンとタールが含まれているのを特に好んで吸っていて、周りにはあまりいませんでしたね。
同じ作家でいえば筒井康隆さんが愛煙家として知られていて、それ以前にも何度かタバコをやめようとしても、筒井康隆さんが吸ってるなら、なんかやめにくいみたいな根拠のないイメージがあったりもしました。
禁煙する前に読んでいた禁煙関連の本は2冊になります(書籍のリンクはアフィリエイトになっていますのでご了承下さい)。
これは結構有名な本なので知ってる方も多いかもしれません。
ただ、これを読んでもタバコをやめることはできませんでした。
ちなみにこの本はある施設に寄付したのですが(図書館ではありませんが)、すぐに誰かが持ち去ってしまいました。
それだけ禁煙したい人は気になる本で、売れた本なのかもしれません。
その隣にあるのが同じ作者のダイエット本です。
やはり禁煙本が売れたのでしょう、派生して他の本も出しています。
個人的にはこっちの方が面白かった記憶があります。
確か、猿は肉食じゃないのに人間が肉を食うのは非合理的だとか、肉を食べるのは靴下をズダズダに切り刻んで胃袋に放り込むようなものだとか(靴下だったのかは自信がないですので間違ってたらすいません)、この作者のアレン•カーさんって言葉で納得させて、考え方を改めましょうという手法なんですよね、そこがなかなか面白いです。
ただ、そのダイエット本も実践した訳ではないので効果はわからないのと、当時知り合いだった少し太り気味の女性に貸したところ借りパクされてしまったので、手元にありません。
やはりこの作者の本は誰かに持っていかれてしまうみたいですね。
次に読んだのがこの本です。
これはアマゾンではなく本屋さんで見つけて購入したので、アマゾンでの履歴が残ってないため間違ってる可能性もなくはないのですが、これだったと思います。
どちらかといえばこっちの方が個人的には役に立った記憶があります。
禁煙だけではなく、喫煙することのメリットについても書かれていて、それはボケ防止になるみたいなことも書いてあったと思います。
ダウンタウンの松本人志さんもテレビで、本でそんなようなことを読んだことがあるみたいなことを言っていたことがあったので、もしかしたら同じ本を読んだのかなと思ったことがあります。
ただ、これを読んでいる時もタバコは吸っていましたし、これによってやめることができたというよりも、この本を読んだりした時の知識が残っていて、それが後になって役に立ったという感じだったと思います。
これは禁煙してから何年も経ってから読んだので、効果のほどは実証できませんが、内容としては面白かったと思います。
俗にタバコをニコチン中毒という言い方をすることがありますが、タバコの中毒性はニコチンではなくタールの方であるとか、葉巻にもニコチンが含まれているがタールが含まれていないため中毒性がないとか、紙タバコは紙を燃やしているので身体に良くないみたいなことが書いてあったと思います。
あと、この本ではないかもしれませんが、同じ筆者の著書には、脳は否定的な言葉も肯定的に受け取ってしまうという話があります(大事なことだと思うので青色にしました)。
これについては次回、改めて説明します。
他にも洗脳の専門家なので、依存症についても豊富な見識があり、禁煙についても参考になる部分があると思います。
いくつか禁煙関連の本を紹介しましたが、とりあえず禁煙は気合いでやめるものではないということだけは念頭に入れておいた方が良いと思います。
逆にいえばそのことだけわかっていれば、いつかやめられる可能性がありますし、再発の防止にも繋がっていくと思います。
個人的に私の周囲の人で、禁煙から何年も経ってから再び吸ってしまった人は、過去に気合いでやめたというようなことを言っており、また気合いでやめようとすればいつでもやめることができると言いながら、その後にやめられたという話は聞きませんでしたので、この点だけは注意すべきだと思います。
その上で次回は、具体的に私がどのようにしてタバコをやめたのかについて書いていきます。
続きの記事を公開しましたのでこちらも併せてお読み下さい(『禁煙に成功した時の話2』)。(『禁煙に成功した時の話3』)
少し長いかもしれませんが3話で完結します。
いつも最後までお読み頂きありがとうございます。
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