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蓮舫は議員を辞職すべき

| 20.7.17
 先日、蓮舫議員による”台湾籍を有していないことがわかる資料の公開”について記者会見が行われました。

 当初は戸籍謄本を公開するとされていましたが直近になってからその”台湾籍を有していない〜”へと変更されたため、国籍選択の宣言の日付がわかる書類は公開されないだろうと予想していたのですが、蓮舫議員にとっては都合が悪いどころか経歴詐称の証明ともなってしまうその日付が明記されていました。

 それによると国籍選択の宣言は去年の10月7日に行われたことが、噂でも疑惑でもなく事実であることが判明しました。

 そのため過去の選挙は故意であったかは問わずに経歴詐称で当選したことになり、公職選挙法に抵触する可能性が高いことがわかったということになります。

 しかしここでは公職選挙法とか二重国籍の違法性はちょっと度外視して考えてみようと思います。

 そもそも政治家は有権者がこの人に投票したくないと思えば、政治家としてはそれで終わりになってしまいます。

 違法かどうか以前に、蓮舫議員に投票した有権者は今後も蓮舫議員を支持してこれからも投票し続けるのかどうかについては疑問符が付きます。

 なぜなら今回の戸籍の一部の公開については、蓮舫議員から差別主義者や排外主義者に屈してプライバシーである戸籍の公開があってはならないという発言があったことも有権者が離れる要因の一つになっていると考えられるからです。

 もっといえば、蓮舫議員を擁護した議員すら違法なことをしていなくても、有権者が投票しなければ当選することはできなくなります。

 その有権者を、その中にいるであろう本当に民進党や蓮舫議員を心配して説明責任を果たすべきだと考えていた人をさえ差別主義者呼ばわりしてしまったのです。

 更に戸籍の公開と説明を求めた民進党の議員までもが蓮舫氏のいう差別主義者にあてはまることになってしまいます。

 この一連の騒動の中では、同じく台湾にアイデンティティーと誇りを持っている評論家の金美齢さんが、蓮舫は政治家なんだから説明責任があると言っていたので、そうした台湾から日本に帰化した人さえも差別的だと取れる発言は、むしろ蓮舫氏自身の排外主義を露呈した結果ではないかと考えることができます。

 ですから政治家については違法かどうかの以前の問題で、有権者の支持を得られるかどうかを議員自身が判断し、必要だと思えばすればいいし、必要ないと思えばこれまで通り公開しなければいい話です。

 そのため自発的に資料を公開していることが前提となっているのに、あたかも差別主義者に言われたからと他人のせいにしてしまった時点で議員失格だと思っています。

 差別の反対は平等だと思いますが、時期が悪いことにオーストラリアでは、つい最近2名の国会議員が二重国籍を理由に議員を辞職しているようです。

 そのオーストラリアの議員はお父さんが手続きしたと思ったとか、虚偽記載は故意ではなかったと抵抗して議員であることの存続を訴えたのでしょうか。

 本来なら蓮舫議員は民進党の代表ですので、民進党の議員に二重国籍の議員がいたり、その事実を知っていたか知らなかったかを問わずに経歴詐称で当選したことがわかれば辞職を勧告してもおかしくはない立場です。

 それが一応は謝罪しましたが、どちらかといえば論点をずらしたり開き直っている印象の方が強く、せっかく戸籍の一部等を公開したにも関わらず、蓮舫さんへの批判はひっくり返ることはなく、むしろ批判が強まってしまったという点でもあのやり方はまずかったと思います。

 謝罪に関して少し掘り下げますと、日本ではきちんと謝るべき時に謝れない人は嫌われる傾向にあります。

 これは残念ながら若い人よりも年配の人の方がその傾向が強いです。

 ですからせっかくテレビではこの問題をあまり取り上げなかったり蓮舫さんを擁護するマスコミも、この点ではネットを見ない年配者の方を誘導することはそれ程できていない可能性が高いです。

 ネットやSNSを利用している若い層や情報をしっかりと吸収している人々の中での印象は一部の思想が偏った人を除けばかなり最悪の状態になっているとも考えられるため、よほど別件でマスコミによる印象操作などが上手くいかない限りは次の選挙では勝てる見込みがないかもしれません。

 そもそも蓮舫議員には政治家としてクリエイティブな素質が感じられません。

 これは個人的な持論に過ぎませんが、全ての国会議員は一応嘘でもいいので総理大臣を目指すことを前提として議員になって欲しいと思っています。

 そういう視点で見た場合、蓮舫議員には総理大臣の素質はなく、その器でもないと思っています。

 やっぱり改めて考えてみても、重国籍のまま10年以上も国会議員をしていたことが結果的に故意ではなかったとしても発覚したら、大問題ですし、申し訳ない気持ちでいっぱいにならなければおかしいと思います。

 お父さんが手続きしたと思っていたとか、帰化の意味を本来の意味では使ってないとか言って、反省の態度に欠けている人に、世の中を良くしていこうとすることができるとは思うことが到底できません。

 だって、これがもし民主党政権の時にこの問題が発覚して、議員を辞職した際には、まだ台湾の国籍は残っていた訳で、場合によっては日本国籍の方を離脱して、台湾籍のみして、台湾の国会議員になることすら可能だったのかもしれない状態だったということになります。

 これは差別の問題でも多様性の問題でもなく、国籍そのものの問題提起を表しています。

 重国籍ではなくても、政治家や自衛隊を含む公務員がその職を辞めてから外国籍を取得した場合でも国家機密が漏洩する可能性があるということです。

 実際にはそうならないように、外国でも様々な措置が取られているとは思いますが、極端にいえば、日本の政治家だった人が他国の政治家になったり、自衛隊員だった人が他国の軍隊に入隊することもやろうとすれば僅かながらにでもその抜け道があるかもしれないということです。

 普通はメリットがないためそうした行動に出る可能性は極めて低いかもしれませんが、だからこそ国籍の問題はレアケースであってもきちんと対処しなければいけない問題だということがいえます。

 言い方はきついかもしれませんが、今回の件では蓮舫議員は辞職すべきだと思うようになりましたし、経歴詐称による公職選挙法違反で逮捕されたり、二重国籍だった期間での議員の歳費は全額返還すべきだと思います。

 マスコミの多くは今の段階でも蓮舫氏を擁護したり問題ないという意見で報道しているため、そうした誤った報道への戒めという意味でも、擁護していた議員が逮捕されて歳費を没収された方が、日本のメディアの信頼は大きく失墜しますが、それを教訓にやり直して欲しいと思います。

 今回は記事にする予定は当初はなかったのですが、さすがにあまりにも酷すぎたと感じたため、今の率直な想いや感想などを言葉にしました。

 ※後日追記:この件についての見解はこれを書いている今の時点では特に変わりありませんが、議員を辞職後に自粛する等の反省する期間を設けてから(もしくは逮捕された場合は服役期間を経てから)、選挙に出て再選するようでしたら問題ないということを補足と付け加えておきます。

 民進党や蓮舫議員に関する記事は過去に何度か書いたのですが、読んでくれる方が少ないようなので、本当はそんなに書かない方がいいことはわかっているつもりなのですが、それでも今回は書くことにしました。

 一応、民進党や蓮舫議員について書いた記事のリンクも載せておきますが、もし興味がありましたらお読み下さい。

 『民進党はお金目当ての集団か』

 『蓮舫議員が総理大臣になったら』

 今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

 最後までお読み頂きありがとうございます。

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